2007年日野市が「ベートーヴェン第九コンサート」を催すにあたって市民合唱団を募集しました。これが母体となり、2017年からは"特定非営利活動法人藝術文化の薫るまちinひの実行委員会"の合唱団として活動しています。特徴は演奏会ごとに合唱団員を募集することです。一流のソリストをお招きしてオーケストラとともに迫力のある演奏をこの日野市でお届けすることを目的としてコンサートを企画しています。歌ってみたいと思う方、また、企画することに興味のある方のご参加をお待ちしています。
(合唱指導 泉智之氏 田中裕太氏、ピアニスト 松嶋弥生氏)

指導の先生方


泉 智之
(合唱指揮)

東京都小金井市出身。早稲田大学人間科学部卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。
声楽を佐野正一、川上洋司の各氏に師事。「ヘンゼルとグレーテル」魔女役、「椿姫」ガストン役、「カルメン」レメンダード役などで出演。指揮者としても活動の場を広げており、これまでにモーツァルト「ドン・ジョヴァンニ」「フィガロの結婚」や、バッハのカンタータなどを指揮。また、日本の合唱曲を中心に数多くの合唱団を指揮、指導している。
コーラルファンタジーinひのでは2012年から指導にあたっており、他に国技館5000人の第九、オランダ・コンセルトヘボウでのヴェルディ「レクイエム」(松尾葉子指揮)、めぐろパーシモンホール15周年記念演奏会ベートーヴェン「第九」(アンドレア・バッティストーニ指揮)など、数多くのプロジェクトで合唱指導を務める。品川学藝高等学校勤務。



田中 裕太
(合唱指揮)

東京都小平市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業後、イタリア・ミラノにて研鑽を積む。現在、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻に在籍。第58回日伊声楽コンコルソ入選。第47回、第48回イタリア声楽コンコルソ入選。オペラではヴェルディ作曲「椿姫」アルフレード役、ドニゼッティ作曲「愛の妙薬」ネモリーノ役、「ランメルモールのルチア」エドガルド役、シュトラウス作曲「こうもり」アルフレード役等を演じる。宗教曲では、プッチーニ作曲「グローリアミサ」、ベートーヴェン作曲「交響曲第九番」、ヘンデル作曲「メサイア」、モーツァルト作曲「戴冠ミサ」「レクイエム」、シューベルト作曲「ミサ曲第6番」等のソリストを務め、いずれも高い評価を得る。


大貫 浩史
(合唱指揮)

早稲田大学理工学部化学科および東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。テノール歌手として宗教曲・現代曲のソリストや、東京オペラシンガーズ、小澤征爾音楽塾等のオペラ公演にも出演。東京混声合唱団に7年間在籍した後は指揮活動にも重点を置き、ヒルズ・ロード・コーラス、早稲田大学混声合唱団OBOG合唱団、市民シアター第九を唄う会、ネオ・パウロウニア他、数団体の音楽監督・常任指揮者を務める。これまでにオーケストラとの共演でヴェルディ、フォーレ、ラターの「レクイエム」、プーランク、ラターの「グローリア」、ブラームス「ドイツ・レクイエム」、フォレスト「生者のためのレクイエム」などを指揮。
Japan Chorus Force代表。JCDA日本合唱指揮者協会会員。



松嶋 弥生
(ピアノ)

東京都出身。国立音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業。ピアノを鷹取淑子氏に師事。大学在学中より伴奏ピアニストとして全国各地・海外の音楽鑑賞教室に参加。声楽分野の伴奏ピアニストとして活動を始める。これまでオペラ「フィガロの結婚」「コジ・ファン・トゥッテ」「魔笛」「リゴレット」「椿姫」「こうもり」「カルメン」「カヴァレリア・ルスティカーナ」「ラ・ボエーム」「トスカ」「蝶々夫人」等の公演に 関わる他、コンサート出演多数。